佐沼警察署管内で、登米市住居の20代男性が現金400万円をだまし取られる保釈保証金名目の特殊詐欺事件が発生した。
 令和7年10月8日午前10時30分頃、この男性の携帯電話に携帯電話会社を装ったBから電話があり「(この)男性名義で作られた別の携帯電話から迷惑メールが一斉送信されており、被害届が出ている」などと言われた後、この男性の携帯電話にC県警察の警察官を名乗るDから電話があり、「保釈保証金を支払えば身柄拘束されないで済むし、起訴されなければ保釈保証金は戻ってくる。保釈保証金は400万円になる」などと説明された。
 その話を信用したこの男性は、同月10日から11日までの間、登米市内のATMから、指定された銀行口座に、2回にわたって合計400万円を振り込んだ。
 その後、被害者男性が警察に相談し、詐欺の被害に気付いたもの。