ロケ地とグルメをテーマにした雑誌「ロケーションジャパン」が毎年実施している「第十二回ロケーションジャパン大賞」で、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」のロケ地となった登米市と気仙沼市が準グランプリを獲得した。

 ロケ地から日本を元気に!をテーマに、日本全国のロケ地を追ってきたロケーションジャパンが、この年もっとも人を動かし、まちの観光を活性化させた作品と地域に贈るロケーションジャパン大賞。各界の有識者を審査委員に迎え、「支持率」「ロケ地行楽度」「ロケの支援度」「地域の変化」の四つの指標から決定する。選考基準は、支持率が一般アンケート結果による。ロケ地行楽度は、ロケ地マップの有無、語り部がいる、ツアーの有無等、現地で作品の世界観が楽しめるか。ロケの支援度は、ロケ支援組織の有無、撮影リピーターの有無、撮影窓口の一本化、ロケに対する住民の理解度等、地元のロケ協力度や住民の理解度。地域の変化は、作品による経済効果、作品にまつわる商品の誕生、エキストラの登録状況、メディアへの露出等、観光客の増加や経済効果、CM換算効果など。
 登米市は、6000人の読者によるアンケートをもとに点数化する「支持率」が高く、「ロケの支援度」では官民挙げての支援。「行楽度」ではモネ展や森林ツアー、ロケ地の見学等、ファンが楽しめる催し等を実施したこと。「地域の変化」ではサメのキーホルダー等の木工品商品化により地域経済の活性化につなげたことなどが高く評価された。
 授賞式は17日に行われ、登米市はリモートで出席した。「おかえりモネ」を担当した登米市観光シティプロモーション係主査の小野寺崇さんは、「『おかえりモネ』での登米市のロケ支援などの取り組みが、全国の多くの方や専門家の皆さんから評価をいただき本当に嬉しいです。明るいニュースを届けることが出来て、頑張ってきて良かったです。共に頑張った気仙沼市さんとの初の同時受賞ということも非常に嬉しいです。様々な取り組みに協力いただいた市内の関係者の皆さんにも感謝の気持ちで一杯です。
 今回の受賞を励みに、今後も『おかえりモネ』でも表現された登米の沢山の魅力を積極的に発信していきます」と喜びを語った。
 今回大賞には33作品がエントリーした。
受賞作品・地域は次の通り。
【グランプリ】
映画「花束みたいな恋をした」・東京都府中市
【準グランプリ】
連続テレビ小説『おかえりモネ』宮城県、登米市、気仙沼市
【特別賞】
◆支持率部門
アニメ『ゆるキャン△ SEASON2』静岡県、静岡県浜松市、静岡県富士宮市、静岡県伊東市、静岡県富士市、静岡県西伊豆町
◆撮影サポート部門
映画『るろうに剣心 最終章The Final/The Beginning』三重県松坂市、滋賀県、兵庫県姫路市、広島県竹原市、広島県江田島市、熊本県人吉市
◆地域の変化部門
ドラマ『最高のオバハン 中島ハルコ』愛知県蒲郡市、愛知県幸田町
【審査員奨励賞】
映画『いとみち』青森県弘前市、青森県板柳町