佐沼警察署は令和5年9月19日、登米市内の60歳代の女性が令和4年9月9日(金)から令和5年5月31日(水)までの間、電子マネー利用権合計約1700万円分をだまし取られる当選情報等名目の特殊詐欺事件にあったと発表した。
 令和4年9月9日、被害者女性の携帯電話に高額現金当選を知らせるメールが送信され、同メール添付のURLをクリックしたところ、ロト6の当選番号を教える旨のサイトに接続された。
 同サイト内には、ロト6の当選番号を知るためには、コンビニエンスストアで電子マネーを購入して、その電子マネーに記載されているIDをサイト内の送信フォームから送信しなければならないなどとのメッセージがあった。
 さらに、被害者女性の携帯電話には、高額当選を知らせるメールや配当金の当選を知らせるメール等が複数送信されてきた。
 これらのメールにも、購入した電子マネーのIDをサイト内の送信フォームから送信するように記載されていたことから、これらの話を信じた被害者女性は、令和4年9月9日(金)から令和5年5月31日(水)までの間、数百回にわたり、登米市内等のコンビニエンスストアにおいて電子マネーを購入し、同電子マネーに記載されているIDを、それぞれのサイト内の送信フォームから送信した。
 その後、当選した現金を受け取ることができないため、被害者女性が電子マネー利用権約1700万円分をだまし取られたことに気付いたもの。