登米市の50歳代の女性が、現金約740万円の被害にあう副業名目特殊詐欺事件が発生した。
 令和6年5月16日、被害女性がスマートフォンでSNSを見ていたところ、副業に関する投稿を発見して興味を持ち、Bのアカウントと友達登録した。
 被害女性は、Bから「要求通りに動画を見るだけで1案件あたり100円から800円の報酬がもらえる」等と説明され、Bの指示通りに作業を続けたところ、Bから指定されたサイト上では報酬が貯まっているように表示されていたため、被害女性がその報酬を引き出そうとしたがエラー表示となった。
 被害女性がBから紹介されたCのアカウントに相談したところ、Cから「エラーを解除するためには、お金を振り込む必要がある」などと説明されたことから、被害女性は複数回にわたり、エラー解除料金等としてCから指示された口座に現金を振り込んだ。
 その後、不審に思った被害女性が消費生活センターに相談したところ、詐欺被害に遭っていることに気付いたもの。