令和7年7月28日(月)から同月29日(火)までの間、登米市の60歳代の女性が現金約200万円をだまし取られる特殊詐欺事件が発生した。
 令和7年7月28日、被害女性方に市役所職員を名乗る男Bから電話があり「介護保険料を多く払っているため、還付されるお金があります。支払った介護保険料の書類はお持ちですか」などと言われた。
 その話を信じた被害女性は、Bから指定された電話番号に電話をかけると、電話に出た男Cから「還付金の手続きがあるので、今から銀行へ行ってください」などと言われたため、登米市内の金融機関に行き、携帯電話でCの指示を受けながらATMを操作して送金手続きを行った。
 さらに、Cや団体職員を名乗る男Dから電話があり、「入金の手続きが上手くいかなかったので、再度手続きをしてほしい」などと言われたため、登米市内の金融機関等に行き、携帯電話を使ってCやDから指示を受けながらATMを操作して送金手続きを行った。
 被害女性の行動を見て不審に思った警備員等が声を掛け、通報を受けた警察官に事情を説明したところ、合計約200万円の詐欺被害だったことが判明したもの。